GWS204クラウン/電装品
- ファイングラフィックメーター
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TFT液晶パネルにメーターを表示させています。
液晶パネルの表示の自由度を生かし、警告灯などの他に次に通過する交差点のレーン表示やルート案内時の交差点案内、ハイブリッドシステムのモニターなど様々な情報を表示します。
システム起動前はクラウンのシルエットが浮かび上がり、起動するとクラウンのロゴを表示後、メーター表示が現れます。
- マイコンプリセットドライビングポジション
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運転席のシートポジション、ステアリング位置、ドアミラーの鏡面角度を二名分記憶して随時呼び出すことができる機能です。
選択スイッチは運転席ドアにあり、スイッチを押せば設定されたポジションにシート等が移動します。
この記憶された設定はキーと紐づけする事が可能で、例えばカードキーと「設定1」を紐づけすると、カードキー使用して運転席ドアのロックを解除した場合は自動的に「設定1」が呼び出されます。
- NAVI AI-AVS
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ナビの情報とショックアブソーバーの減衰力を協調制御させる機能です。
ナビの道路情報をもとに、コーナーに差し掛かった場合などに事前に減衰力を調整する機能です。また「SPORTS MODE」選択時、高速道路では路面状況(路面の凹凸など)をハードディスクに記憶することで、次回走行時にその情報を元に減衰力を調整する学習機能があります。
- クリアランスソナー
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サイドモニターとセットでメーカーオプションのクリアランスソナー(ステアリング感応式)です。
「現状のステアリング角度で接触する可能性のある障害物」に対して警報が表示されます。
逆に言うと「接触しない障害物には反応しない」ということになります。これにより、クリアランスソナーが反応しまくるような事態が回避されます。
警報時は「左前です」と音声で知らせるとともにEMVとメーター内にクリアランスソナーの画面が表示されます。
後退時にはEMVにはリヤカメラ映像が優先されるため、ソナー表示は画面右上に小さく表示されます。 - サイドモニター
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クリアランスソナーとセットのメーカーオプションです。
左側ドアミラーに装着のカメラでボディ左側をEMVに映し出します。表示は「全体表示」と「前方表示」の二種類。起動はステアリングに付いているスイッチで行います。
狭い道のすれ違いの場合などに道路左側に目一杯寄せたいがドブに落ちないか心配な時には威力を発揮しそうです。
- VGRS
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Variable Gear Ratio Steering(ギア比可変ステアリング)
走行車速に応じてステアリング操舵角に対する前輪の切れ角を可変制御するシステムです。低速時はステアリング操舵角に対して前輪のタイヤ切れ角を大きくして少ない操舵で大きく曲がれるように、高速時は逆に前輪の切れ角小さくして穏やかな車両応答とします。
普段はあまり感じませんが、山道を走るような時に「ステアリングをあまり回さずに曲がっていくような気がする」程度の感じがあります。
- プリクラッシュセーフティシステム
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ミリ波レーダーを利用して自車両前方の車両や障害物との衝突を予知し、衝突の可能性が高いと判断した場合はブザー音に加えてメーター内の表示でドライバーに警告、さらに衝突不可避へと判断が移行するとドライバーのブレーキ操作がなくてもブレーキをかけて減速、ドライバーがブレーキを踏んだ場合はブレーキ油圧を加圧助勢しブレーキ効果を高めます。またシートベルトを巻き取ることでプリテンショナー効果を高め、AVSを制御することで制動時のノーズダイブも抑制します。
- レーダークルーズコントロール
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ミリ波レーダーを使用して、先行車と自車との走行車線を認識・判断して車速に応じた適切な車間距離を保ちながら追従走行を行います(車間制御モード)。従来のクルーズコントロールも選択可能です(定速制御モード)。
作動状況はメーター内に表示します。
先行車に接近しすぎた場合はブレーキ制御にて減速を行います。 - インテリジェントパーキングアシスト
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クリアランスソナーとセットのメーカーオプションです。
前車マークXにも装着されていましたが、少し進化しています。
空間認識機能が追加されていて、空いている駐車スペースをフロントバンパーのセンサーで感知し、目標位置のセットが少し簡単になりました。 - イージークローザー
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半ドアになった際に自動でドアを引き込んでくれる機能です。
全ドアとトランクにこの機能がついています。後期はクローズアシストが二段階(挟み込み防止機能)へと変更になっています。
深夜などできるだけ音をたてずにドアを閉めたいような場合にとても便利です。
- リバース連動ミラー
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リバースにシフトするとドアミラー鏡面が下を向く機能です。
これまではディーラーオプションを付けて対応してきましたが、今回はこの機能が標準装備されており、左右のドアミラーにこの機能が付いています。
駐車場の枠を確認しながらバックする際にはとても重宝します。
- メタルコーティングバルブ
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ステルスバルブと呼ばれることもある、表面をメタルコーティングしたバルブです。
灯体内部のリフレクターに電球の色が反射しないため、クリア感のあるスッキリした感じになります。
- LEDポジションバルブ
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ポジションバルブをLEDタイプに変更してみました。
バルブそのものがソケットから脱落して、灯体内部に落ちてしまうのが心配でこれまで交換してきませんでしたが、試しに購入したT10のLEDバルブがしっかりと差し込むことができたので、そのまま採用となりました。色温度は600Kのものになります。
LEDバルブ特有の発光ムラのようなものは全くなく、均一に光っているためとても満足な仕上がりです。
- LEDハイビームバルブ
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ハイビームのバルブをLEDタイプのものに変更してみました。色温度は6500Kのものになります
200系クラウンはハイビームのソケット部後方に防水のカバーが装着されており、バルブの後方部分が大きいものは防水カバーに干渉する可能性があるため、できるだけ純正バルブに近いサイズのものを選ぶ必要があります。今回はほぼ純正サイズのバルブでHB3専用品を選択し、取り付けてみました。
管理人の生活環境ではハイビームにする機会は多くありませんが、パッシングした際のLED特有のキレの良さが気に入っています。