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JZX110マークⅡ/ナビ・オーディオ

DVDボイスナビゲーション付エレクトロマルチビジョン
DVDボイスナビゲーション付エレクトロマルチビジョン

タッチパネル式の7型ワイドディスプレイです。

90マークⅡにもマルチAVステーション(ファンクションキー式)と組み合わせてDVDナビを装着していましたが、操作性は圧倒的にタッチパネル式の方に軍配が上がります。

特に50音入力が操作しやすくなっています。

インダッシュCDチェンジャー+MD一体AM/FMマルチ電子チューナー付ラジオ
インダッシュCDチェンジャー+MD一体AM/FMマルチ電子チューナー付ラジオ

メーカーオプションのMD+インダッシュCDチェンジャーです。

MDのタイトル表示に対応するために、液晶表示部分が他機種とは異なっています。

CD挿入口が普段は閉じられているので、埃の進入防止という点では良いと思います。

CDオートチェンジャー
CDオートチェンジャー

X110系の純正デッキでもコントロール可能で、インダッシュCDチェンジャーと合わせて使う事も可能です。
(AVC-LAN上の物理アドレスがCDチェンジャーには2つ与えられています)

リヤトレイ裏側のトランク内に吊り下げる形で取り付けています。

G-BOOK対応DVDナビゲーションコンピューター
G-BOOK対応DVDナビゲーションコンピューター

240系カルディナからの純正流用です。

DVDナビとしては最終モデルのタイプになります。NAVI AI-SHIFTの動作にも全く支障をきたしません。

標準装着品のナビコンピューターとは、画像や性能はよくなっていると思います。

FM-VICSが内蔵されていますが、AUDIO ONの状態でないと受信できないのが欠点です。

G-BOOK対応エレクトロマルチビジョン
G-BOOK対応エレクトロマルチビジョン

後期最終型EMV(G-BOOK対応)を流用しました。

外観の違いは「情報」ボタンが「情報・G」になるだけで、他に違いはありません。

画面上は背景色が全ての項目でグリーンとなり、情報画面のデザインなども変更されています。

機能面では、ETCとの連動が可能となり、ハンズフリーTELやヘルプネットとの接続にも対応しています。

スイッチ&マイクロホン
スイッチ&マイクロホン

ナビ用ボイスコントロールマイクです。

ステアリングコラムに取り付けたトークスイッチを押すとナビが6秒間音声認識モードとなり、音声でナビの機能を操作できます。

認識モードには「標準」と「拡張」があり、「拡張」にするとオーディオなどの機器も音声操作が可能となります。

「ハンズフリーTEL」使用時には通話用マイクとして機能します。

ハンズフリーTEL
ハンズフリーTEL

10系アルファードハイブリッドからの純正流用です。

「G-BOOK対応ハンズフリーケーブル」と上記「スイッチ&マイクロホン」を合わせる事でEMV対応ハンズフリーTELにすることができます。

この機能を使うには「G-BOOK対応ナビコンピューター」と「G-BOOK対応EMV」が装着されている必要があります。

携帯電話に着信があるとEMV画面に着信番号と電話帳登録してある場合には発信者の名前が表示されます。通話相手の音声は右前スピーカーから再生されます。

発信は携帯電話からもEMVからも可能で、ナビともリンクしているため地図情報にある電話番号へもワンタッチで発信が可能です。

オーディオが作動中は着信と同時に音楽はMUTE後に一時停止となり、通話終了後に再び音楽が再生されます。
またエアコンの風量も着信と同時に「弱」となり、通話終了後に元に戻ります。

スピーカーディフューザー
スピーカーディフューザー

フロントスピーカーの裏側から出た音がアウターパネルに反射してスピーカーを鳴らしてしまうのを防ぐためにスピーカーディフューザーを自作してみました。

材料には下水の詰まりを直す通称「スッポン」を百均で購入し、真ん中に穴をあけてスピーカーのマグネット部分にはめ込みました。

これによりスピーカー裏側からの音はドアパネル内に拡散し、内部で反射した音がスピーカーを攻撃することを防ぎます。

アウターパネルに吸音材を貼るのが一般的な方法ですが、材料費が安いこちらの方法を試してみることにしました。

効果の程は…
音はたしかにクリアになった感じがします。アウターパネルにビビリが少し抑えられているような感じです。それと引き換えに低音の量感が不足したようにも感じます。

アクチュエーター
画像準備中

天井パネル裏面にエキサイター(空間制御用天井ツィータースコーカー)により、天井パネル全体がスピーカーとなります。

これにより車内全体に音のシャワー効果が生まれ、拡がりのある音響空間となります。

フィルムコンデンサーをハイパスフィルターとして用いてリヤスピーカーの中高音域のみ出力させています。

効果の程は…
音のシャワー効果はたしかに感じます。音が足元のスピーカーから出ている感じはなく、頭上のどこからともなく聴こえてくる感じです。

マトリクスサラウンド
画像準備中

アクチュエーターを取り付けたことで音の拡がりはよくなったのですが、どうしてもリヤから聴こえる音がイマイチな感じだったため、リヤスピーカーをマトリクス接続をしてみました。

リヤスピーカーからの音のみではぼんやりとした変な音しか聴こえませんが、フロントスピーカーからの音と合わさることで、サラウンド効果を得ることが出来ます。

フロントスピーカー
フロントスピーカー

100系ランドクルーザーシグナスからの純正流用です。

メーカーはパイオニア製で110マークⅡ純正品(富士通テン製)とは比べ物にならない位にしっかりとした造りで、重量やコーンの材質も異なっています。

取り付けは純正ならではの無加工のポン付けです。

音質は低音の出方はかなり良い感じで、しっかりとしたクリアな低音が気持ちよく鳴ってくれるようになりました。
高級社外品には遠く及びませんが、明らかに音の違いを感じることはできました。

コストパフォーマンスはかなり良いと思います。

  • 画像左側:110マークⅡ純正SP
  • 画像右側:100ランドクルーザーシグナス純正SP
ハンズフリーTEL FOMA対応化
ハンズフリーTEL FOMA対応化

G-BOOK対応ナビコンピューターを利用してハンズフリーTELを使用していましたが、対応する携帯電話はNTTドコモのmovaでした。
このmovaサービスが終了に伴い、ハンズフリーTELが使用できなくなってしまいます。

そこでFOMAを利用してハンズフリーTELが利用できるように対策を施しました。

用いたのはIO-DATA製の変換アダプター「NVFMH-CGH」。
これは本来「ホンダ・インターナビ用」の商品ですが、データ通信は別として、ハンズフリーTELとしての機能は使えそうだったため流用してみました。

多少設定変更が必要でしたが、FOMAを用いてこれまで通りハンズフリーTELを使用できるようになりました。

Bluetoothを使用した接続も検討しましたが、必要な機器が高額となるために今回は見送りとしました。

※本来、ホンダ車用として作られた機器であることに加えて、全てのFOMA携帯電話が適合するわけではありませんので、参考にされる方は十分ご注意ください。